あなたは自分の好きなものを堂々と「私はこれが好き」と言えますか?
もし、自分の好きなものが周囲と違っていたら
「これを好きだと言ったらバカにされるんじゃないか」とか
「何だか人に話すのが恥ずかしい」とか
いろいろ考えて、言うことをためらってしまうかもしれません。
その気持ち、すごく分かります。
今ほどオタク文化が世間に受け入れられていなかった時代、アニメやゲーム、プラモデルが大好きだった僕も、それを好きだと言うことができませんでした。
自分の好きなことを自信を持って好きだと言えないのは、とてもつらいし、悔しいですよね。
だけど、その「好き」という気持ちはとても大切にしてほしいし、絶対に忘れてほしくないです。
なぜなら、その好きなものがあることは、あなたの人生を豊かにして、つらいときも支えてくれる心の拠り所となるからです。
人と同じかどうかは全く問題ではありません。自分が本当に心からワクワクするような好きなものを持っているかどうかが大切なのです。
僕たちは年を取るにつれて、昔好きだったものへの興味が薄れて、遠のいてしまいがちです。
そこで、また新たに好きなものや興味がそそられるものを見つけられる人はラッキーな方で、でも、多くの人はあきらめて、忘れてしまいます。
理由は人それぞれで、仕事が忙しかったり、家庭ができたりするのかもしれません。
そもそも、生活が厳しく、好きなことに費やす時間もお金もないからかもしれません。
日々の雑多なことに埋もれて、かつてワクワクしていたものへの興味をなくし、目の前のやらなくてはいけないことばかりで埋め尽くしてしまうのです。
やるべきことをきちんとできるのは、社会人としても人間としても立派なことですが、それだけではつらく苦しい人生になってしまいます。
だから、好きなことがあり、ワクワクできる人は、それだけで人生が豊かになります。
つらいことがあっても、毎日を楽しく生きるための糧になります。
だから、もし今のあなたにワクワクするような好きなことがあるのなら、それはとても貴重で、ありがたいことです。
好きだから楽しめるし、続けられます。
きっと、その好きなものが、あなたの人生を変える努力を支える力になってくれるはずです。
これからも絶対にその気持ちをあきらめないで持ち続けてほしいです。